決め手は山本さんの人柄。ワクワクしたいえづくり。
宇都宮さつき H様


Reporter:かんの
今回の施主様は山本さんとのお付き合いは10年以上。広い玄関を抜けた先にあるリビングを中心に、家族がにぎやかに集う温かいお家。いえづくりにはそれぞれのお家でそれぞれの物語があります。今回もたくさんお話を伺ってきました。 /栃木県宇都宮市
この記事の内容:インタビュー・(H様の場合)/インタビューを終えて
10年以上付き合いのある山本さんの人柄に惹かれて。
かんの 引っ越しはいつでしたか?
施主様 今年5月末ぐらいでした。引っ越してから半年は経ちます。
かんの うちも去年山本さんに建ててもらったんですよ。
施主様 そうなんですね!
かんの だからなんとなくここの床が杉だな、とかわかります。山本さんにはどういった経緯でお願いすることになったんですか?
施主様 たまたま、10年以上前にすごく仲のいい同級生の夫婦が山本工業さんで家を建てていて、完成後よく遊びにいっていました。そのお家が本当に素敵で落ち着くんです。それを覚えていて山本さんに連絡を入れました。それとは別にハウスメーカー等も見学に行ったのですが、最終的にお願いしたのは山本工業さんでした。

かんの 住宅を手がけている工務店やメーカー、たくさんありますよね。決め手はなんだったんですか?
施主様 最終的に2社で悩んでました。山本さんのところ進めながら、もう1社も見学させていただいていて。シングルマザーだったので、両親と一緒に暮らそうかなと思ってたんです。でも実家は手狭。私は姉弟がいっぱいいて、みんな集まると、15人ぐらいになるんですよね。その中にはまだ赤ちゃんや小さな子もいて、浴室の広さや、和室のトイレという問題もある。ホテルに泊まる、という選択肢もあったけど、やっぱりみんなが集まれるみんなの居場所が欲しいと思い山本さんだったらこの気持ちをわかってもらえると思ってお願いしました。
かんの そうですか。
施主様 はい、そうですね。なので、もう本当にいろんな縁で、本当よかったなと思っています。

かんの 玄関も広くて。入ってすぐにある掘り炬燵付きのリビング。たくさんの人が集まれそうですよね。2階にも姉弟が泊まったりできそうです。
施主様 みんな泊まれるように、どこの部屋にも布団が敷けたらいいなと。最終的にはリビングでもいいし。
かんの 親戚家族、大勢あつまるのですね。にぎやかで楽しそうです。
施主様 私が4人姉弟なんです。皆それぞれ結婚していて子供達を連れて集まった時は凄い人数になるので、以前の実家では食事は入れ替え制でした。子供達の食事がすんでから、大人たちの食事タイム。そんな感じでとても忙しかったです。でも、この家ができてからみんな一緒に食べられて、のんびりできるようになりました。
かんの 内装、インテリアは誰の趣味なんですか?
施主様 これはもうほぼほぼ私です。家族はみな私に任せてくれました。でも1階は父と母が暮らしやすいようにと思って、落ち着いた色合いの内装にしました。

かんの 塗り壁やクロスの壁の色、素敵だなって思いました。結構、渋めな色合いですが、部屋に広がりも感じます。
施主様 洋風というよりは、ちょっと民芸調風が好きで。
かんの わかります。可愛くなりすぎず、シックな感じで、いいなと思ってました。
施主様 そうですか。嬉しいです。
かんの 内装材の色や種類を選ぶのって、なかなか難しいですよね。
施主様 実際大変でした。
かんの コンセントやスイッチ等のカバーとか。こんなものまで選べるのか!!って思いませんでしたか?
施主様 確かに。自分で覚えられないほど決める量が多かったです。
かんの そうですよね。
施主様 あと工事中に大工さんのお仕事見られるってそうそうないので、毎日子供たちが現場に行ってました。 山本さんが、「こんな風にしたいとかあれば、とにかく言ってくださいね」っていってくれたのでいろいろ要望をだしていくつか採用になっています。

かんの 自分のアイデアが形になるって嬉しいですよね。
施主様 はい。そうです。うちは、本(絵本や子供の本)がたくさんあって、オープンな中2階を作ってもらい、そこを本の部屋にしました。リビングは広さを取るのに苦労しました。今は1箇所ですが、設計当時は家族用の階段と近所の子供達が集える本の部屋用に二つの階段があったり、その位置を移動したりして最終的には使いやすいリビングになりました。それとダイニングは作らずにリビングに大きな掘りごたつを作って、皆食事はそこでします。

かんの すごい素敵ですよね。リビングがいちばんこだわった感じですか。
施主様 いちばんこだわったのは中2階と2階の廊下にある本棚です。そのスペースは本当に、絶対作ってほしかった。多分、メーカーさんとかでは価格や工法等で難しかったと思います。最後は建築費用。他社では予算的に難しそうでした。金額や技術も含めて、実績があって会社経費を抑えられる少人数の工務店にお願いしようと思っていました。
かんの 2階の手すり壁を有効活用した本棚のスペース、素敵なアイデアですよね。
施主様 我が家は子供の学校の友達もよく来るので、その子達が本を読めておもちゃで遊べる空間が欲しかったんです。2階の本棚付き手すりがある廊下も、日々おもちゃの位置が変わっているので楽しい遊び場になっているのがわかります。
かんの 室内の壁は塗り壁なんですね。いいですね。健康にもいいし、色合いも素敵です。
施主様 いちばん下の妹は、新築直後の店舗とかに入ると、目が真っ赤になって辛そうです。他の家族もアレルギー体質で、喘息やアレルギーの症状を抑えたくて塗り壁にしました。




わくわくできた、いえづくり。
施主様 山本さんのパンフレットの「わくわくするいえづくり」ってキャッチコピー。その言葉通りに、建築中ずっと「わくわく」してました。本当にいえづくりして良かったと思います。私はもともとインテリアや家のことを考えることが好きだったので、山本さんが渡されたカタログを時間を忘れて見てました。
かんの 楽しいですよね。
施主様 何かをつくるのが小さな頃からすきだったので、いろいろなカタログを見ているだけでも楽しめました。
かんの お家が出来てからはどうですか?友達とかいらっしゃってるんですか?
施主様 この1年〜2年、定期的に遊びに来てくれます。みんなこの家でいろいろな事をやりたいらしいです。
かんの たしかに、ここは人が集まって楽しい時間を過ごせそうな家ですよね。
インタビューを終えて編集後記/記者:かんの
今回のお家づくりのお話を聞いて、「何かを一緒に作るにはそのメンバーはとても大切」なのだなぁと感じました。技術も大切ですが、それ以上に「誰と作っていくか」はもっと大切なのかもしれません。いえづくりが大好きな人と、自分の大切な空間を作る、その制作時間もかけがえのないものだし、かけがえのない時間の後は、その後の暮らしも素敵な思い出が増えていくのかなぁと。そんなことを感じました。
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